【VOL5】損益分岐点という考え方を理解して事業計画を自在に作れるようになりましょう(メルマガ版財務講座)

読了時間目安:約 3分49秒

損益分岐点の考え方がわかると数字がおもしろくなります。

ぜひ、日常でも飲食店なんかに行った時にお客様が何人で、料理の原価が、家賃が・・・なんて言いながら、何人来たらそのお店の利益が出るかをシミュレーションしてみて下さい。



今回の内容は、メルマガ版財務講座「実践型!経営者向け財務講座 ~財務に強い経営者が見ている数字のポイント~」で過去に配信した内容を再編集して掲載しています。

メルマガの登録はこちらからお願いします。→http://mail.os7.biz/m/KhOi

このメルマガはシリーズものになっていますので、

【VOL1】起業したら真っ先に見るべき会計の3つの数字

からお読み頂くことをお勧めします。

今回は「損益分岐点という考え方を理解して事業計画を自在に作れるようになりましょう」です。(編集前のメルマガは2014年06月04日(水)に配信されています)

事業計画をチェックする上司

会計っぽい用語は例題で理解しましょう

「損益分岐点売上高」と「損益分岐点比率」、会計っぽい用語が出て来て嫌ですね。

簡単に例題にてお話します。

1個50円で買ってきた商品を、1個100円で売る会社があるとします。

ここの会社の固定費は月300万円です。

損益分岐点売上高とは

損益分岐点売上高とは、損益がゼロになる時の売上高のことです。

この会社は600万円の売上高となります。

売上高:100円×60,000個=600万円
仕入高: 50円×60,000個=300万円

(売上高-仕入高)で、粗利益額は300万円、固定費も300万円ですから、損益はゼロになりますね!

これが損益分岐点売上高です。

損益分岐点比率とは

続いて損益分岐点比率です。

この会社の売上高が800万円だとすると、仕入高が400万円、(売上高-仕入高)で粗利益額が400万円、固定費が300万円ですから、利益が100万円になります。

この時、固定費300万円÷粗利益額400万=75%となります。これが損益分岐点比率です。

今の売上高が何%になったら損益ゼロになりますよっていうパーセンテージになります。

つまりこの場合、800万×75%=600万になりますね。

逆に売上高が400万の会社だとすると、仕入高が200万円、(売上高-仕入高)で粗利益額が200万、固定費が300万円ですから、利益は▲100万円になります。

この時の損益分岐点比率は固定費300万÷粗利益額200万=150%です。

つまり今の1.5倍(150%)の売上高が必要ということです。

400万×150%=600万円ですね。

いかがでしたでしょうか?

この比率の計算の仕方と読み方がわかると、数字を見るのがおもしろくなってくるのではないかと思います。

次回は更に詳しく損益分岐点について見ていきましょう。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
もし気に入って頂けましたらメルマガ登録して頂けると嬉しいです。
http://mail.os7.biz/m/KhOi

「メルマガ版財務講」に関する記事一覧はこちら→http://kigyo-jyuku.asia/category/merumaga-zaimu/

このメルマガはシリーズものになっていますので、最初から読みたい方はこちらから。
【VOL1】起業したら真っ先に見るべき会計の3つの数字
最初からお読み頂くことをお勧めしています。

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事に関連するお勧めの書籍

   お勧めの書籍はありません。

この記事を書いた人

吉田 和矢 Kazuya Yoshida

経営ナビの運営者であり、合同会社Belinkの代表社員。
また、株式会社VARIEの取締役&CFOとYOGAsalonひよこの共同経営者を兼任。
なんだかんだで前職時代を含めると、財務を中心に中小企業のコンサルを丸9年行っており、今年が10年目です。
詳しいプロフィールはこちら→経営ナビの運営者

関連記事

【VOL2】減価償却費に代表される会計の罠にひっかからないように気をつけましょう!(メルマガ版財務講座)
【VOL50】貸借対照表で見るべき大事な数字:自己資本比率とは?
【VOL43】金融機関(銀行)の融資担当者は運転資金の貸し出し可能額をこう計算します!
【VOL137】マーケティングに役立つ心理効果〜表現方法5選〜
【VOL39】事業に必要な運転資金を「月商何ヶ月分」という危険な考え方をしていませんか?
【VOL152】働き方改革・同一労働同一賃金・裁量労働制とは?中小企業がとるべき対策は?
【VOL68】上場企業の財務分析:スシローの業績
【VOL115】BSCや人事評価制度の導入前に絶対に必要な経営計画書(経営方針書)
【VOL145】記帳代行などの経理業務やバックオフィス業務を外注するメリット
【VOL120】経営上の在庫リスクと在庫のメリット・デメリット
【VOL64】会計を経営に活かせ!決算書は税務署のために作るものではありません。
【VOL13】最低限の利益を稼げなければ金融機関と交渉しよう!金融機関に良いように利用されてはいませんか?(メルマガ版財務講座)
【VOL9】その値引きちょっと待ってください。これだけは覚えておきたい、値引きのルール(メルマガ版財務講座)
【VOL136】マーケティングに役立つ心理効果〜特別感4選〜
【VOL109】中小企業が金融機関と上手に付き合う為にお勧めの書籍5選

コメントを残す






スポンサードリンク