経営ナビ

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「会計」の記事一覧

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【VOL154】仮想通貨を法人で取り扱うメリットとデメリット

前回に引き続き仮想通貨のお話です。 個人で仮想通貨を売買するより、法人で売買したほうが良いんじゃないか? とか、 法人と個人とどっちが得なのか? と考える経営者は少なくないと思います。 今回は法人で仮想通貨を売買するメリット・デメリットを個人と比較しながら書いていきます。
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【VOL153】法人が仮想通貨の会計処理と勘定科目で悩んだら

今更ながらではありますが、当サイトでも仮想通貨について取り扱っていきます。 2017年は仮想通貨の熱が一気に盛り上がり、2018年には3月15日までに確定申告をした方かもいらっしゃるかと思います。 仮想通貨は雑所得という発表が国税庁からされ話題にもなりましたが、一方で法人の会計処理や申告方法についてはあまり話題にされていませんでした。 2017年12月6日に「資金決済法における仮想通貨の会計処理等に関する当面の取扱い」ということで、2018年4月1日開始事業年度からの摘要を目指して案が発表されました。 第1回目はその内容を中心に会計処理や勘定科目について書いていきます。
keieihosyo

【VOL142】経営者保証に関するガイドラインの目的と要件

「経営者保証に関するガイドライン」という言葉を聞いたことはあるでしょうか? 中小企業の場合、金融機関から借入をしようとすると、多くの場合経営者個人の連帯保証をもとめられるます。 しかし、2013年12月に「経営者保証に関するガイドライン」が発表され、翌2014年2月から適用されました。 一定の条件を満たせば経営者個人の連帯保証が不要など、経営者に係る負担が軽減されるガイドラインができました。 今回は「経営者保証に関するガイドライン」についてです。
提案

【VOL134】資金繰り改善:倒産防止共済の4つのメリットを徹底解説

倒産防止共済という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか? 取引先が倒産した時にはもちろん、それ以外にも事業経営をしていく上で活用しやすい制度の1つがこの倒産防止共済です。 資金繰りに困る前から準備をしておく必要がある制度ですので、常に視野に入れておきましょう。 また既に倒産防止共済に加入されている方でも、どういう場合に倒産防止共済が使えるのか、増額減額の際の注意点などについても触れていますので、参考にしていただけたら幸いです。
バランス

【VOL129】資金繰り改善の方法:投資の考え方=財務戦略

資金繰り改善の方法の第2回目は投資の考え方についてです。 ここがもっとも混乱を招くところで、これが難しいからこそ「財務戦略」などというものが必要となります。 経営を財務で捉えれば、資金をいかに調達し、いかに効率よく投資し、利益を回収するかになります。 今回は、この特に資金繰りを悪化させる最大の原因になっている資金調達と投資のバランスについて、ご紹介します。
経営者がみるべき数字

【VOL111】経営者は会計の数字だけをみていれば良いのか?経営者がみるべき数字とは?

会計を毎月みている方ならご存知だと思いますが、損益計算書も貸借対照表も、そしてキャッシュフロー計算書もすべてが過去の数字を追いかけているだけです。 更には、増えたお客様の数や、事業を続けることで得た信頼など、客観的な数値化が難しいものは損益計算書にはもちろん、貸借対照表の資産にすら現れてきません。 こんな欠陥のある会計ですから、会計を経営に活かそうとも思うこともできず、税理士や経理任せにしている経営者の方が多いのではないでしょうか? しかし、会計はそれだけで経営全般に活かすのは難しくても、会社経営の客観的な結果の1つであり、他の数字と組み合わせることで、とても経営に役立つ数字となってきます。 今回は、会計がそれだけでは十分な力を発揮できない理由と経営へ十二分へ活かすために必要な方法について書いてみました。
道筋

【VOL108】経営は限界利益を基準に考えるべきたった1つの理由

会計には、原価という考え方と変動費という考え方があると前回の内容でお伝えしました。 売上から原価を引いたものが粗利益額(売上総利益)であり、売上から変動費を引いたものが限界利益でした。 この2つの違いは経費を原価と販売費及び一般管理費に分解するか、変動費と固定費に分解するかというアプローチの違いですが、中小企業はまず変動費と固定費に分解し限界利益で経営判断をしましょうと前回お伝えしました。 今回はその理由といくつかのパターンにおける判断基準についてご紹介します。
経費の比較

【VOL107】変動費と原価(製造原価)の違いを理解すると会計が経営に役立ちます!

変動費と原価(製造原価)の違いは会社の経営を数字で見る上でとても大切なことです。 今回は変動費と原価(製造原価)の考え方の違いを経営の観点からご説明致します。 これが理解できると、例えば、商品(又は製品)1つおまけしたときの損益の影響や、値引きをいくらまでしたら商品1つをおまけした時と同じ損益への影響額になるか、その商品から撤退すべきか、追加注文を受けるべきか受けないべきかなどの経営判断が数字でわかるようになります。

【VOL106】社員に数字に強くなって欲しい時にお勧めの本を目的別に5冊選びました!

前回に引き続き今回もいつもとは少し形式を変えてお送りします。 今回は「社員にも数字に強くなって欲しいのだけれども、何かお勧めの本はないでしょうか?」というご質問をいただきましたので、それに回答させていただくで書いていきます。 誰かの悩みは、他の誰かの悩みです。 他にも同じ疑問を持っている人がいると思いますので、何冊か目的別にご紹介致します。
閃き

【VOL104】売上高経常利益率は◯%が良いという考え方は間違っている!

会社の規模や業績をみるときに年商の規模や、売上の何%が利益なのかをみることがあります。 大雑把に規模や業績をみるときには、年商や売上高経常利益率をみることは正しいですが、自社が適正な経営をしているかの指標として使うことはできません。 自分の事業規模(=売上)に対して経常利益がいくら残っていれば適正な事業なのか胸を貼って答えることはできるでしょうか?