【VOL1】起業したら真っ先に見るべき会計の3つの数字(メルマガ版財務講座)

読了時間目安:約 3分49秒

経営の方がまず真っ先に見るべき数字について解説いています。

これだけみれば良いということではなく、最低でもこれだけは毎月見ましょうという内容ですので、ぜひ参考にしてみて下さい。



今回の内容は、メルマガ版財務講座「実践型!経営者向け財務講座 ~財務に強い経営者が見ている数字のポイント~」で過去に配信した内容を再編集して掲載しています。

メルマガの登録はこちらからお願いします。→http://mail.os7.biz/m/KhOi

今回は「起業したら真っ先にみるべき会計3つの数字」です。(編集前のメルマガは2014年05月07日(水)に配信されています)

3つの数字とはどこか

では、いきなり答えから申し上げます。

それは、

税引き後損益、役員報酬、減価償却費です。

プレゼンする女性

なぜ税引き後損益、役員報酬、減価償却費は重要か

税引き後損益

まず、事業をするためには利益を出さなければいけません。

つまり、税金を払った後に黒字か赤字かを見なければいけませんね。
その数字が税引き後損益です。この税引き後損益が黒字か赤字かしっかりと見て下さい。

減価償却費

これは説明すると長くなりますが、「お金の出て行かない経費」とまずは覚えて下さい。
つまり税引き後損益がマイナスでも減価償却費分はお金が出ていっていない訳です。
税引き後損益に減価償却費を足してマイナスになっていないかを確認してみて下さい。

役員報酬

そして最後は役員報酬です。
多くの中小企業の場合は役員報酬は経営者とその親族というケースが多いかと思います。(もし親族以外が役員だったら、その人の分は差し引いて考えましょう)
つまり、経営者の手元にお金を残すのか、会社に残すのかの違いはありますが、自分たちの給料は自分たちで決められるので、増減をさせやすい経費です。

最後は税引き後損益と減価償却費と役員報酬を足してみよう!

この3つを足して、最低限の役員の生活費を引いてマイナスになるようであれば、御社の事業は非常にまずいことになっています。

なぜか。それは役員報酬をたっぷりとって赤字なら、役員報酬を減らせば黒字になりますし、減価償却費が多くて赤字なら、減価償却費はお金が出ていかない経費ですから、会計上赤字でも手元にお金があることになります。

しかし、全部足してもマイナスということは?

つまり本当に赤字ということです。

現実に金融機関もこの税引き後利益+減価償却費+役員報酬の数字をしっかりとみています。
税引き後損益が前年と比較して増えていても、役員報酬を減らして黒字にしていないか、減価償却費が大幅に減っただけなのではないか等のチェックをしているということです。

金融機関の話は余談でしたが、まずはその3つの数字を見て自社の状況を把握してみて下さい。そしてその数字を前年と比較して増えているか減っているかを確認してみましょう!

もちろん皆様お気づきだと思いますが、「まず」見るべきポイントであり、この3つだけみれば良いということではありませんからねー。

それでは次回を楽しみにして頂けたら幸いです。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
もし気に入って頂けましたらメルマガ登録して頂けると嬉しいです。
http://mail.os7.biz/m/KhOi

「メルマガ版財務講」に関する記事一覧はこちら→http://kigyo-jyuku.asia/category/merumaga-zaimu/

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事に関連するお勧めの書籍

   お勧めの書籍はありません。

この記事を書いた人

吉田 和矢 Kazuya Yoshida
経営ナビの運営者であり、合同会社Belinkの代表社員。 また、株式会社VARIEの取締役&CFOとYOGAsalonひよこの共同経営者を兼任。 なんだかんだで前職時代を含めると、財務を中心に中小企業のコンサルを丸9年行っており、今年が10年目です。 詳しいプロフィールはこちら→経営ナビの運営者

関連記事

【VOL24】中小企業にとって損益計算書と貸借対照表とはいつ役に立つのか?(メルマガ版財務講座)
【VOL79】利益感度分析で経営改善に最も効果的な一手を探そう
【VOL75】利益計画と資金計画から考える長期的な財務計画の考え方
【VOL103】借入金の返済が経費にならない理由
【VOL90】社員・スタッフ1人あたりいくら稼いだら良いのか?
【VOL58】キャッシュフロー計算書でわかる、絶対に知っておきたい儲かっているのに資金がなくなる3つの理由!
【VOL74】利益計画の作り方と稼がなければいけない利益
【VOL38】あなたが3,000万円持っていたとしたら??(メルマガ版財務講座)
【VOL73】月100万円の借入金を返済するのに、いくらの利益を稼げば良いのか?
【VOL99】財務体質を強くするための「支払手形を減らす具体的な3つの方法」
【VOL128】資金繰り改善の方法:王道編
【VOL132】資金繰り改善の方法:テクニック編Part3〜ファクタリング
【VOL69】上場企業の財務分析:くら寿司の業績
【VOL88】事業計画は行動計画まで立てるべき3つの理由
【VOL152】働き方改革・同一労働同一賃金・裁量労働制とは?中小企業がとるべき対策は?

コメントを残す






スポンサードリンク