【VOL59】簡単5分でわかるキャッシュフロー計算書の基礎

読了時間目安:約 4分50秒

キャッシュフロー計算書とは何を見るための指標で、どうやって見たら良いのか、複雑でわからない方も多いと思います。例題を使ってなるべくわかりやすく簡潔に書いてみました。



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今回は『簡単5分でわかるキャッシュフロー計算書の基礎』です。(編集前のメルマガは2015年6月17日(水)に配信されています)

お金

キャッシュフロー計算書とは?

キャッシュフロー計算書は、営業活動によるキャッシュフロー、投資活動によるキャッシュフロー、財務活動によるキャッシュフローの3つから構成されます。

帳票別の役割

それぞれの説明をする前にキャッシュフロー計算書の役割について簡単に説明させて頂きます。

財務の帳票にはそれぞれ役割があります。

例えば、損益計算書は一定期間における収入と支出、そして損益をみるための指標です。

貸借対照表はどこからお金を調達し、どこにお金を投資しているのかのバランスを見る指標です。

キャッシュフロー計算書は?というと、損益と資金の違いを表す指標となります。

キャッシュフロー計算書を具体例で説明すると

どういうことかというと、

例えば「売上高が100万円ありました、50万円が今月入金になりましたが、50万円は来月の入金になります」という取引があったとします。(説明の便宜上、他の取引はないとします。)

この場合、損益計算書を見ると、売上高が100万円で利益も100万円となります。
資金はというと、50万円入金していますので、50万円のプラスとなります。

キャッシュフロー計算書で原因を紐解く

利益は100万円なのに資金は50万円しかプラスになっていない理由はなんなのか?この原因を紐解くのがキャッシュフロー計算書となります。

キャッシュフロー計算書では、

利益      100万円
売掛金の増加 ▲50万円
資金の増減  +50万円

となります。

実際には多種多様な原因があります

実際の取引では、先月分の売掛金が入金したり、買掛金の支払や在庫の増減などがあり、もっと複雑ですが、ここで抑えて頂きたいのは、キャッシュフロー計算書とは、利益と資金の増減の違いを表すものだということだけです。

損益と資金の違いの原因を一瞬でわかるのがキャッシュフロー計算書です

キャッシュフロー計算書をみるだけで、売掛金が増加したことが、利益が出たほど、資金が増えていない原因なんだ?とぱっと見てわかるものがキャッシュフロー計算書ということです。

それを、売掛金や買掛金、在庫などの増減を含む営業活動によるものなのか、土地や建物、機械や備品などの購入などの投資活動によるものなのか、それとも借入金の返済や貸付金の増加などの財務活動によるものなのか、わかりやすく分類したものがキャッシュフロー計算書となります。
(キャッシュフロー計算書には、直接法と間接法がありますが、本質に変わりがあるものではないので、今回は割愛します。)

次回は、営業活動、投資活動、財務活動の3つの分類を細かく説明して行きます。


最後に

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この記事を書いた人

吉田 和矢 Kazuya Yoshida

経営ナビの運営者であり、合同会社Belinkの代表社員。
また、株式会社VARIEの取締役&CFOとYOGAsalonひよこの共同経営者を兼任。
なんだかんだで前職時代を含めると、財務を中心に中小企業のコンサルを丸9年行っており、今年が10年目です。
詳しいプロフィールはこちら→経営ナビの運営者

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