【VOL57】キャッシュフロー計算書って本当に経営に必要??

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資金繰り表や損益計算書と違ってキャッシュフロー計算書はわかりずらいのではないでしょうか?そんなの見なくても経営はできると思う方も多いと思いますが、実は成長する企業のある問題を解決するためにキャッシュフロー計算書は非常に重要です。



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今回は『キャッシュフロー計算書って本当に経営に必要??』です。(編集前のメルマガは2015年6月4日(水)に配信されています)

地球儀と古書

キャッシュフロー経営とキャッシュフロー計算書

貸借対照表、損益計算書と並んで重要度が高いキャッシュフロー計算書ですが、キャッシュフロー計算書とは何者なのかご存知でしょうか?

まず最初に「キャッシュフロー経営」と「キャッシュフロー計算書」は全く違うということです。

キャッシュフロー計算書はキャッシュフロー経営の役には立ちますが、キャッシュフロー計算書の善し悪しでキャッシュフロー経営が決まるわけではありません。

キャッシュフロー経営の第一歩は、資金繰り表です。

資金繰り表は、一定期間(月間や年間)の入金と出金の予測や実績をまとめた表です。

損益計算書は、一定期間(年間)の収益と費用、そして損益をまとめた表、

貸借対照表は、一定時点における資産と負債、そして資本をまとめた表になります。

どの指標が重視されるかは規模やレベルによります

だいたい重視される表は経営者のレベル又は事業の規模に応じて変わってきます。

私の経験上の主観になりますが、ザクッと解説致します。

資金繰り重視の経営

最初は資金繰り表重視の経営です。

資金繰り表重視というのは間違いかもしれません、資金繰り重視の経営です。

経営者自身が振込等を自分でしなければいけない時期は、明日の支払または月末の支払をするお金があるかで頭の中はいっぱいです。

そういう意味では資金繰り表は作っていなくても、資金繰りで頭はいっぱい、通帳とにらめっこの経営になります。

損益計算書重視の経営の時期

2番目が損益計算書とにらめっこの経営になります。

支払業務などの経理事務を人に任せられるようになると、

いくら売上高があるか、売上高の規模も気になる、経費はどれだけかかっていて、いくら利益がでているのか、それが一番の関心ごとになります。

売上を拡大し、経費を最小にする、それが一番の課題だと思い出します。

そして、会計の罠にはまる人は、利益率が悪くても売上高の規模が欲しくなり、無理してでも売上高を獲得しようとします。

キャッシュフロー計算書が必要な時期

3番目の段階が、売上高が伸び企業が成長してくると起こるのが・・・

利益は出ているのにお金がないという現象です…。

この時になぜ利益が出ているのにお金がないのか、その原因はどこにあるのか、その原因を把握し対策をするために重要になってくるのが、キャッシュフロー計算書になります。

つまりタイトルの答えとしてはこの規模の会社にはキャッシュフロー計算書が必要ということになります!

理想型の貸借対照表経営

そして最後がお待ちかねの貸借対照表中心の経営となります。

貸借対照表中心の経営は最後の目指すべき姿になりますが、貸借対照表中心の経営でも、資金繰り、損益、キャッシュフロー計算書は無視できるわけではありません。

儲けた利益がどこに消えたのかをキャッシュフロー計算書で追え!

資金繰り表や損益計算書に関しては、過去のメルマガでもお話ししましたし、実際に経営されている方はイメージしやすいお話だと思いますが、キャッシュフロー計算書や貸借対照表はなかなか難しいところがあると思います。

まずは、「利益が出ているのにお金がない」という現象の原因について次回以降で解説したいと思います。

良くいわれる、「儲けた利益はどこに消えたのか」ですね!

次回からはキャッシュフロー計算書を経営に使う見方についてご説明させて頂きます。


最後に

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この記事を書いた人

吉田 和矢 Kazuya Yoshida

経営ナビの運営者であり、合同会社Belinkの代表社員。
また、株式会社VARIEの取締役&CFOとYOGAsalonひよこの共同経営者を兼任。
なんだかんだで前職時代を含めると、財務を中心に中小企業のコンサルを丸9年行っており、今年が10年目です。
詳しいプロフィールはこちら→経営ナビの運営者

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