「恵方巻き」の商戦拡大から考えるビジネスチャンス

読了時間目安:約 8分20秒

もうすぐ節分ということですが、気になるニュースを見つけました。
節分に限らずたくさんのイベントや行事が日本にはあります。
イベントや行事は商売のチャンスだということがよくわかりますね。

本日は気になったニュースから。

Yahoo!ニュースにこんな記事がありました。
松阪牛、伊勢エビ、金粉…「恵方巻き」商戦拡大、“豪華”商品続々(現在記事が削除されてしまったようです。2016年7月5日現在)

この記事の中で私が気になったのはこの言葉です。

背景には、年中行事を楽しむためにお金をかける消費動向があるようだ。

恵方巻きとは

Wikipediaさんによると

恵方巻、恵方巻き(えほうまき)とは、節分に食べると縁起が良いとされている[1]「太巻き(巻き寿司)」、および、大阪地方を中心として行われているその太巻きを食べる習慣

とのことです。

節分 恵方巻き

つまり大阪を中心に慣習として行われていた行事ということですね。

節分の日は暦の上で春を迎える立春の前日にあたり、一年の災いを払うための厄落としとして「豆撒き」が行事として行われている。大阪などでは同日に太巻きを「巻き寿司」「丸かぶり寿司」や「恵方巻」と呼び、それを食べるイベントが行われる場合がある。

大阪で行われていた行事が、Yahoo!ニュースに載るくらいの行事になっていることに注目です。

恵方巻きの成り立ち、起源

これもWikipediaから引用させて頂きます。

恵方巻の起源・発祥は諸説存在し、信憑性も定かではない[26][32][16]。説としては以下のようなものがある。
江戸時代の終わり頃、大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いの意味合いで、立春の前日の節分に「幸運巻寿司」の習慣が始まったとする説[5]。
江戸時代末期から明治時代初期、大阪の商人(「船場の商人」とする資料も存在する[26][32][16])による商売繁盛の祈願事として始まったという説[2][26][32][16]。起因として「厄落とし・縁起担ぎ」「船場にある階段の中段で女性が太巻きを丸かじりして願い事をした」「船場の旦那衆の遊び」が挙げられている[26][32]。
豊臣秀吉の家臣・堀尾吉晴が偶々節分の前日に海苔巻きのような物を食べて出陣し、戦いに大勝利を収めたという故事を元にしているという説。ただし、板海苔の誕生は江戸時代であることから、この説の根拠の乏しさが指摘されている[26][32]。祝い膳でも勝栗・打ち鮑・昆布だった質素倹約の時勢である点からも、この説の根拠は乏しい。[独自研究?]
1800年代のある年の節分の日に、大阪近郊の申村(現在の此花区伝法付近と比定)に住む老若男女が集まり、巻寿司を食す時に、切り分ける手間を省くために一本丸かぶりをしたというのを発祥とする説[33][34]。
和歌山県(旧紀伊国)説。[要出典]
滋賀県(旧近江国)説。[要出典]

とのことです。

恵方巻きは土用の丑の日に対抗する販売促進手段だった?!

Wikipediaから引用ばかりしているとWikipedia見ればいいじゃないか…ってことになってしまうので、これで最後にしますが、気になる記述が…

戦後に一旦廃れたが、土用の丑の日に鰻を食べる習慣に対抗する販売促進手段として、1949年(昭和24年)に大阪鮓商組合が戦前に行われていた「節分の丸かぶり寿司」風習の復活を画策した[32]。

つまり商用目的のために、いったん廃れかけていたものを販売促進のために復活させたということです。

記念日は商用目的に作られている!?

そもそも基をたどれば、「土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣」も、夏にうなぎの売れないうなぎ屋のご主人が平賀源内にどうやったら売れるか相談したところ、お店の看板に「本日丑の日」と書いて貼るよう言われ、貼った結果商売が大繁盛し、習慣になったと言われています。

うなぎは元々秋から冬にかけて油がのっておいしい時期で、夏のうなぎを売るための販促手法として作られたとも言われています。

本当かうそかはわかりませんが、その商売根性見習うべきところがありますね。

土用の丑の日

バレンタインデーにしてもメリーチョコレートや森永製菓の販促活動によって、女性が男性にチョコレートを2月14日に送るという習慣が日本にはできたという説があります。

もちろん海外にもありますが、決して愛の告白の日ではなく、親愛なる人やお世話になっている人にケーキやお菓子を送る国や、逆に男性が女性に送る国などがあります。

ホワイトデーはもっとおもしろく西欧や北米にその習慣はなく、日本のお菓子屋が作った日本独自の習慣だそうです。

なんともたくましい商魂ではないでしょうか?
もちろん日本人のイベント好きという国民性もあるとは思いますが。

日本は行事ごと、記念日ばかりです

イベントや記念日が商売チャンスだということはよくわかったかと思います。

節分、バレンタインデー、ひな祭り、ホワイトデー、エープリールフール、母の日、こどもの日、父の日・・・

ちょっと先を見ただけでもこれだけありますし、最近は、

11月11日はポッキーの日、11月22日は良い夫婦の日

とか語呂合わせ的な記念日もたくさんあります。

例えば、
11月22日の良い夫婦の日に、いつもお世話になっているけど、なかなか伝えられない感謝の気持ちを伝えませんか?
みたいな打ち出しをしたらきっと商売のチャンスになるはずです。

またWikipediaさんのお世話になりますが、日本の記念日一覧がまとまっています。

ぜひ自社のサービスや業界に会うビジネスチャンスを増やして頂けたらと思います。

少ない市場を競争で取り合うより、少しのアイディアで市場を広げよう

これから人口が減っていく日本で限られた市場を値下げ競争、過剰サービスで取り合っていくのは、大企業はともかく中小企業にとっては体力の消耗戦で行き着く先は共倒れです。

だったら、協力して新しい市場を作っていったほうが未来があると思いませんか?

1社では小さい力でも、中小企業が何社も集まれば影響力を持てるはずです。
(この実践起業塾も中小企業やスモールビジネスの経営者が集まり、協力や提携できるような場にしていきます。)

チョコレートもバレンタインデーという需要をつくることで市場を広げましたし、カーネーションも母の日という需要をつくることで市場を広げました。
たぶん母の日以外にカーネーションを買う人は少ないと思います。(最近は母の日もカーネーションじゃなくなってきているかもしれませんが。)
カーネーションを買う機会というお客様を作り出したということですね。

ぜひ自社や業界に当てはめて考えて見て下さい。
私も早速いまコンサルティングをしている会社さんに提案することを思いつきました。

編集後記

今まで実務的な借入の話とか、起業のノウハウとかばかりでしたが、2015年2月からニュースやテレビなど世の中の動きから個人的な考察を書かせて頂こうと思っています。
こういう情報発信を通して、私自身のことを少しでも知って頂ければと思っているので、よろしくお願いします。


最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
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この記事を書いた人

吉田 和矢 Kazuya Yoshida
経営ナビの運営者であり、合同会社Belinkの代表社員。 また、株式会社VARIEの取締役&CFOとYOGAsalonひよこの共同経営者を兼任。 なんだかんだで前職時代を含めると、財務を中心に中小企業のコンサルを丸9年行っており、今年が10年目です。 詳しいプロフィールはこちら→経営ナビの運営者

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