事業戦略作成に役立つ有名なSWOT分析の基礎を徹底分析

読了時間目安:約 5分24秒

事業戦略を立案する場合、自社と自社を取り巻く環境の現状を正しく分析することが大切です。現状が正しく分析できていないと成功は望めません。
現状を分析するツールとしてSWOT分析があります。
有名なツールですが、実際に活用できている企業は少ないようです。

SWOT分析とは

企業の現状を分析するには、自社の現状と、自社を取り巻く外部環境の現状を知る必要があります。
ここで「外部環境」とは、自社の力ではどうしようもできないことです。
例えば少子化問題とか、有効求人倍率とか、税制とかです。
自社の問題は「内部環境」と呼びます。自社の人材とか、技術力とか、営業力とかです。

「内部環境」と「外部環境」がわかりにくければ、競合他社を思い浮かべます。
競合他社と同じ項目は「外部環境」で競合他社と違う項目は「内部環境」です。

「外部環境」と「内部環境」それぞれに「プラス要因」と「マイナス要因」を考えます。
そして、「内部環境」の「プラス効果」を「強み (Strengths)」、「内部環境」の「マイナス要因」を「弱み (Weaknesses)」、「外部環境」の「プラス要因」を「機会 (Opportunities)」、「外部環境」の「マイナス要因」を「脅威 (Threats)」と呼んでいます。

この4つの頭文字をとってSWOT分析と呼ばれています。

SWOT分析

SWOT分析の進め方

自社の現状が明確にわかっていれば、いきなりSWOT分析のマトリックスを埋めることも可能でしょうが、それでは今までの殻から抜け出すことが困難です。
ここでは今一度自社の現状を把握するために、白紙の状態から進めることをおすすめします。

SWOT分析を始めるには、ブレーンストーミングと同じように、思いつく事柄をどんどん列挙していきます。
内部環境も外部環境もプラス要因もマイナス要因もごちゃまぜで構いません。
付箋紙にどんどん書き込んでいきます。内容が重複していてもいいのです。とにかく思いつくままに数をあげていきます。

出し尽くしたら「外部環境」「内部環境」「プラス要因」「マイナス要因」に分類していきます。

最後に各々3項目程度にまとめれば完成です。

SWOT分析の活用

SWOT分析が適切に完成していれば、企業の現状が見えています。
「強み」を伸ばして活用して、「弱み」を改善して補強して、「機会」を逃さずに掴み取って、「脅威」に対策して乗り切る方法を考えます。

今度は「機会」に対して「強み」をどう活用して「弱み」をどう補うのか、「脅威」に対して「強み」を活用して「弱み」を補強するといったマトリックスが必要になります。

とはいっても、経営資源は有限です。
どこに力を入れるのかを、今度は費用対効果で考えることになります。
「オペレーションズ・リサーチ」でどこに注力するのが効果的かを分析します。そのためには更なる「マーケットリサーチ」が必要かもしれませんし、「技術開発」が必要かもしれませんし、「労務管理」が必要かもしれません。

また、新規戦略が策定されたときに、内部環境のどの部分を活用して外部環境のどこに対応しているのかといったことが明確になります。戦略目標が明確になることによって、企業内部の意思統一が容易になりますし、外部の人にも説明しやすくなります。

編集後記

いかがだったでしょうか?
SWOT分析は、できるだけ多くの人と共有することをおすすめします。
ブレーンストーミングのようにグループで作成することができれば、意思統一もできますし、事業を進めるうえでのモチベーションも向上します。
ぜひ関係者でSWOT分析をし、企業自身の強みと弱みを明確にして事業戦略を立案することをおすすめします。

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