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「資金調達・金融機関交渉」の記事一覧

机の上の電卓

金融機関の融資審査のポイント【減価償却費】

融資審査において減価償却費という科目は非常に重要です。 金融機関の融資の基準の1つに、貸出限度額は「(税引き後利益+減価償却費)×10年」という考え方があるくらい重要視されている指標となります。 つまり、貸出限度額を増やすためには、税引き後利益を増やすか、減価償却費を増やすかという話になりますが、税引き後利益を増やすと当然税金が増えてしまい、支払も増えることとなります。 一方、減価償却費は経費ですが、お金の支出のない経費科目ですから、支払がないにも関わらず、節税にもなり、金融機関の評価もあげてくれるという、一見魔法のような科目ともいえます。 そんな減価償却費について解説致します。
金利を計算する

金融機関の融資審査のポイント【支払利息・割引料の内訳書編】

支払利息・割引料は、金融機関の収入になるものですので、他の金融機関に何%の金利を払っているのかは気になるところです。 また利率は企業の財務状態によって変わりますので、金利が高ければ財務状態が良くないと他の金融機関が判断しているということになりますし、金利が低ければその逆となるわけですから、他の金融機関がその企業をどう評価しているかを見る1つの指標ともなります。
考える経営者

金融機関の融資審査のポイント【役員報酬の内訳書編】

役員報酬の内訳書では、役職名や役員の氏名、住所、代表者との関係、そして役員報酬の額と支給理由(定期同額給与、事前確定届出給与、使用人職務分など)が書かれています。 金融機関からはどういったところが見られているのでしょうか? 役員報酬は、節税や益出しの調整科目に使われやすい科目ですので、注意深く見られることが多いのでポイントを抑えておくことをお勧めします。
借入金に悩む経営者

金融機関の融資審査のポイント【長期借入金の内訳書編】

前回の長期借入金と重複する箇所も多いですが、金融機関が着目してみる科目の1つです。 短期借入金は少額のケースが多いですが、長期借入金は金額も大きく期間も長くなるケースが多いので、より慎重に審査されますので、どんなところが着目されるのかを把握して、キチンと説明できるように準備しておきましょう。
サイコロ

金融機関の融資審査のポイント【短期借入金の内訳書編】

長期借入金を含め、借入金について見られるポイントは決まっています。 金融機関からの借入金であれば原則として問題となりませんが、金融機関以外からの借入先があると、どういう借入金なのか見られることになるので、注意が必要です。
未払金に心を痛めるビジネスマン

金融機関の融資審査のポイント【未払金の内訳書編】

重要度の高い勘定科目ではありませんが、買掛金と同様に支払条件と未払金残高の整合性のチェックや、支払漏れがないかをチェックされます。 また、役員報酬の未払金に関して他の未払金とはちょっと違った考え方をしますので、覚えておいて損はないと思います。
不規則な記号

金融機関の融資審査のポイント【買掛金の内訳書編】

売掛金の内訳書と同じような項目がチェックされるのが買掛金の内訳書です。 主に、支払が滞っている相手先がないか、あるなら理由は何故なのかをチェックされます。 重要度は高くありませんが、理由によっては、金融機関との付き合いに不利になるケースもありますので、知っておいて損は損はないと思います。
金融機関の融資審査のポイント

金融機関の融資審査のポイント【支払手形の内訳書編】

支払手形は企業の資金繰りを如実に表す勘定科目となります。 商取引としての代金決済の方法としての手形はもちろん、金融機関などへの担保としての手形、そして融通手形などの危険な資金繰りなど様々な実態が見えるのが手形取引です。 今回はそんな支払手形についてまとめてみました。
仮払金をチェックする上司

金融機関の融資審査のポイント【仮払金の内訳書編】

貸付金と同様にその内容を重点的にチェックされる勘定の1つです。 仮払金を筆頭に「仮」のつく仮勘定は仮(一時的)なもののはずですが、長期的に仮勘定で処理されているお金があると問題がありますので、キチンと整理しておきましょう。