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「バランススコアカード」の記事一覧

PDCAサイクル

【VOL116】BSCを参考にしたKPI設置による経営改善の事例

BSC(バランススコアカード)やKPI、そしてその前提となる経営計画書(経営方針書)について書いてきましたが、今回はその導入事例についてご紹介します。 ※説明を簡略化するために細かい部分を簡略化しています。また便宜上、実際の導入事例とは業種も変えています。
戦略

【VOL115】BSCや人事評価制度の導入前に絶対に必要な経営計画書(経営方針書)

財務以外の数字を経営に活かすためのバランススコアカード(BSC)の導入・運用のためにも、社員・スタッフ教育のための人事評価制度の導入のためにも事業の明確な方針が必要となります。 バランススコアカード(BSC)の考え方では、ミッション・ビジョン・ストラテジー(戦略)となりますし、言葉の定義は曖昧ですが、ミッション・ビジョン・理念・戦略・戦術などとも言われます。 それを明確に文章化したものを経営計画書や経営方針書などと呼びます。 今回はバランススコアカードや人事評価制度を導入する前に絶対に明確にしておくべき、ミッション・ビジョン・理念、そして戦略・戦術についてお話させていただきます。
バランス

【VOL112】バランススコアカードとは、財務以外の数字も業績評価に取り入れる方法

前回少しだけご紹介しましたが、バランススコアカード(=BSC)という考え方について今回はご紹介します。 財務数字だけではなぜ経営の役に立たないのか?については前回説明しましたが、スピードの欠如と収支という結果しか表さないことに触れました。 もちろん財務が要らないということではなく、財務を活かすためにも、他の数字と組み合わせることが重要です。 その考え方の1つとして有名なのがこのバランススコアカードという考え方で、 「①財務の視点、②お客様の視点、③業務プロセス・効率の視点、④人材の視点」 という4つの視点をすべて数値化しようというものです。 今回はその概要をお伝え致します。
経営者がみるべき数字

【VOL111】経営者は会計の数字だけをみていれば良いのか?経営者がみるべき数字とは?

会計を毎月みている方ならご存知だと思いますが、損益計算書も貸借対照表も、そしてキャッシュフロー計算書もすべてが過去の数字を追いかけているだけです。 更には、増えたお客様の数や、事業を続けることで得た信頼など、客観的な数値化が難しいものは損益計算書にはもちろん、貸借対照表の資産にすら現れてきません。 こんな欠陥のある会計ですから、会計を経営に活かそうとも思うこともできず、税理士や経理任せにしている経営者の方が多いのではないでしょうか? しかし、会計はそれだけで経営全般に活かすのは難しくても、会社経営の客観的な結果の1つであり、他の数字と組み合わせることで、とても経営に役立つ数字となってきます。 今回は、会計がそれだけでは十分な力を発揮できない理由と経営へ十二分へ活かすために必要な方法について書いてみました。