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「競合・ライバル」の記事一覧

strategy

【VOL149】ポーターの競争戦略に学ぶ中小企業の差別化:3つの基本戦略

2回にわたってポーターの競争戦略を基本に中小企業の差別化について書いてきました。 競争戦略を決定するには ①個々の会社同士の関係・行動 ②業界構造のあり方 ③業界に作用する外からの圧力の 3つの要因があり、 特に重要な業界構造のあり方の分析には、 ①新規参入業者 ②競争業者 ③買い手 ④売り手 ⑤代替品 という5つの要素から分析する「ファイブフォース分析」という手法を紹介しました。 今回は、前回までの分析結果を基に、差別化のために取る戦略について競争戦略に基づいて紹介します。
strategy

【VOL148】ポーターの競争戦略に学ぶ中小企業の差別化:ファイブフォース

前々回に「【VOL146】ポーターの競争戦略に学ぶ中小企業の差別化:参入障壁編」というタイトルで、中小企業の差別化について書きました。 その中の参入障壁はポーターの競争戦略におけるファイブフォースの1つの考え方でしたので、今回は残り4つについて解説します。 ポーターやコトラーのマーケティング論は古いイメージがありますが、今でも通用する原理原則がたくさん含まれていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
参入障壁

【VOL146】ポーターの競争戦略に学ぶ中小企業の差別化:参入障壁編

中小企業の経営が厳しい理由の一つに差別化ができていないことがあります。 差別化がなぜできないのか? 良いアイディアが思いつき商品やサービスを開発したとしても真似されてしまい、すぐに競争になってしまうからです。 真似されないためにどうしたら良いのか? それは思いついたアイディアに参入障壁を考え商品化やサービス化をすることにあります。 今回は、少し理論が中心になりますが、ポーターの競争戦略という本にヒントがあります。
心理戦

【VOL123】マーケティングを最大限に活かすための消費者心理の基礎と代表例5つ

前回の「中小企業の経営に最低限必要なマーケティングの基礎」の中で、中小企業に必要なマーケティングは2つのみだとお伝えしました。 1つは、名前を覚える必要はありませんが3C理論で、「なぜお客様はライバル企業の商品ではなく、御社の商品を買ってくれるのですか?」という質問に答えられるようにしましょうという内容でした。 もう1つは、3Mと呼ばれるもので、誰(マーケット)にどんなメッセージをどんな媒体(メディア)で伝えるか?でした。 そして、それを最大限に活かす技術が消費者の行動心理を学ぶこととそれを活かしたコピーライティングだとお伝えしたので、今回は代表的な消費者心理についてご説明します。
swotで差別化

中小企業経営の本質は、いかに独自性を発揮し差別化戦略をとるかです。

中小企業も大企業も、事業を経営するに際して、最も重要なのは独自性ではないでしょうか? 他社にない武器を有しているのかどうかです。 勝てる武器のあるなしは、経営を安定的に継続させるには最も大事な事だと思うのです。 それは何故でしょうか?そのことについて、一緒に考えてみましょう!