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「財務」の記事一覧

企業分析

【VOL66】企業の経営状態がわかる4つの見るべき財務上の数字

財務諸表(貸借対照表、損益計算書)を見る際にどこの数字をみたら良いかわからない方は非常に多いのではないかと思います。 利益が出ていれば良いかというとそんな単純な話でもありません。 企業が健全な財務状態にあるかみるための指標について説明致します。 これを知れば、自社はもちろん、他社の分析もできるようになるので、数字が身近になると思います。
企業の返済能力を分析する銀行マン

金融機関の融資審査のポイント【特別利益・特別損失編】

特別利益、特別損失とは、本業とは関係のない部分で出た利益や損失のことで、例えば、不動産販売業以外の土地の売却益や売却損などのことをいいます。 他には貸倒損失や投資有価証券売却損益、保険解約損益など様々な科目がありますが、共通するのは本業以外の損益だということです。 では、この本業とは関係ない損益を金融機関はいったいどのように評価しているのでしょうか?
数位とにらめっこする男性

【VOL65】キャッシュフロー計算書と資金繰り表を経営に活かす方法

今回は前回に引き続き、財務諸表をいかに経営に活かすか、その方法についてご説明させていただきます。 前回の貸借対照表と損益計算書は必ず税務署への申告用に、年に1度作成しますので、経営に活かさなければ損です。 今回ご説明するキャッシュフロー計算書や資金繰り表も多くの企業は作成していると思いますので、経営に活かす見方と目線を知るだけで大きく変わると思います。
テンキー

【VOL64】会計を経営に活かせ!決算書は税務署のために作るものではありません。

毎年の決算書や、毎月の試算表を税金を計算するためだけに作っている方も多いのではないでしょうか? 税金を払って税務署に提出をするためだけに、会計書類を作っているというのは本当にもったいないことです。 少し使いこなせている人でも金融機関提出用に利用できているだけなのではないでしょうか? 決算書及び試算表は経営の指標として活かせるものです。 ぜひ数字の読み方を覚えて経営に活かしていってください。
机の上の電卓

金融機関の融資審査のポイント【減価償却費】

融資審査において減価償却費という科目は非常に重要です。 金融機関の融資の基準の1つに、貸出限度額は「(税引き後利益+減価償却費)×10年」という考え方があるくらい重要視されている指標となります。 つまり、貸出限度額を増やすためには、税引き後利益を増やすか、減価償却費を増やすかという話になりますが、税引き後利益を増やすと当然税金が増えてしまい、支払も増えることとなります。 一方、減価償却費は経費ですが、お金の支出のない経費科目ですから、支払がないにも関わらず、節税にもなり、金融機関の評価もあげてくれるという、一見魔法のような科目ともいえます。 そんな減価償却費について解説致します。
資料を分析する

【VOL63】投資活動と財務活動によるキャッシュフローで損益とお金の増減は大きく変わる

繰り返しになってしまいますが、キャッシュフロー計算書は、損益計算書の利益と現金預金の増減の違いを表すための表です。 今回はその中でも損益計算書の利益と現金預金の増減の大きな違いとなる投資活動と財務活動によるキャッシュフローについて解説させていただきます。 「利益は出ているのにお金がない」はもちろんのこと、「赤字なのになぜかお金がある」のどちらの原因も投資活動または財務活動が原因のことが多くあります。 前回の営業活動によるキャッシュフローと合わせてキャッシュフロー計算書を道具として使いこなせれば、「利益は出ているのにお金がない」も「赤字なのになぜかお金がある」のどちらも原因が解明できるだけでなく、対策までできることでしょう。
金利を計算する

金融機関の融資審査のポイント【支払利息・割引料の内訳書編】

支払利息・割引料は、金融機関の収入になるものですので、他の金融機関に何%の金利を払っているのかは気になるところです。 また利率は企業の財務状態によって変わりますので、金利が高ければ財務状態が良くないと他の金融機関が判断しているということになりますし、金利が低ければその逆となるわけですから、他の金融機関がその企業をどう評価しているかを見る1つの指標ともなります。
考える経営者

金融機関の融資審査のポイント【役員報酬の内訳書編】

役員報酬の内訳書では、役職名や役員の氏名、住所、代表者との関係、そして役員報酬の額と支給理由(定期同額給与、事前確定届出給与、使用人職務分など)が書かれています。 金融機関からはどういったところが見られているのでしょうか? 役員報酬は、節税や益出しの調整科目に使われやすい科目ですので、注意深く見られることが多いのでポイントを抑えておくことをお勧めします。
分析と対策

【VOL62】経営者ならこれだけは知っておきたい!営業活動によるキャッシュフローの基礎

キャッシュフロー計算書は、損益計算書の利益と現金預金の増減の違いを表すための表です。 そのキャッシュフロー計算書では、営業活動・投資活動・財務活動と3つの領域にわけて、損益計算書の利益と現金預金の増減の違いを、その原因別に把握することができます。 今回はその中でも本業のキャッシュフローを表すといわれている、営業活動によるキャッシュフローについて解説致します。 退屈な部分かもしれませんが、経営者に最低限抑えておいてほしい基礎になりますので、お付き合い頂けたらと思います。
借入金に悩む経営者

金融機関の融資審査のポイント【長期借入金の内訳書編】

前回の長期借入金と重複する箇所も多いですが、金融機関が着目してみる科目の1つです。 短期借入金は少額のケースが多いですが、長期借入金は金額も大きく期間も長くなるケースが多いので、より慎重に審査されますので、どんなところが着目されるのかを把握して、キチンと説明できるように準備しておきましょう。