経営ナビ

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「財務」の記事一覧

在庫の山

【VOL120】経営上の在庫リスクと在庫のメリット・デメリット

在庫リスクや在庫は資産ではなく死産などと呼ばれ、在庫の危険性が言われています。 一方で在庫を少なくすることで一定のリスクを排除することができますが、逆に販売機会の損失(機会損失)や大量仕入ができなくなるための購入単価の上昇など別のリスクやデメリットがでてくることとなります。 在庫を抱えるリスクやメリット、デメリットをまとめてみます。
資料

【VOL119】他社の経営を数字で見るなら総資本経常利益率に注目!業種別平均も公開!

以前に何度かご説明した、総資本経常利益率ですが、事業の経営効率を見るために最も適した指標です。 もちろん自社の経営効率を見る指標としても役立ちますが、他社の分析をする際にも真っ先にみるべき数字といえます。 取引先として安心かどうかの信用調査にももちろん使えますし、ライバル企業の経営効率を見るためにも役立つ指標です。
プレゼント

【VOL118】会計で考える「値引き」と「おまけ」

よくショッピングなどに行くと、10%引きとか、3,000円引きなどの値引きと、3つ買ったら1つ無料などのおまけなどの札をみかけることがあると思います。 例えば、3,000円引きと、3,000円の商品おまけでは、どっちが会計的に特なのかを今回は考えてみましょう。
戦略と役割

【VOL117】中小企業の経営に必要な4つの役割を徹底解剖

今回は、経営において大切な4つの役割についてご紹介致します。 赤字の会社、伸び悩んでいる会社では、必ずと言って良いほど、この4つのどれかが足りておりません。 もし頑張っているのに成果があがっていないという現状の方がいらっしゃればお読みください。 頑張っているかいないかではなく、足りていない役割があるのかもしれません。
バランス

【VOL112】バランススコアカードとは、財務以外の数字も業績評価に取り入れる方法

前回少しだけご紹介しましたが、バランススコアカード(=BSC)という考え方について今回はご紹介します。 財務数字だけではなぜ経営の役に立たないのか?については前回説明しましたが、スピードの欠如と収支という結果しか表さないことに触れました。 もちろん財務が要らないということではなく、財務を活かすためにも、他の数字と組み合わせることが重要です。 その考え方の1つとして有名なのがこのバランススコアカードという考え方で、 「①財務の視点、②お客様の視点、③業務プロセス・効率の視点、④人材の視点」 という4つの視点をすべて数値化しようというものです。 今回はその概要をお伝え致します。
保険営業

もう損はしない!中小企業の生命保険の活用法と3つの目的を抑えて保険の有効活用!

中小企業にとって生命保険の活用はとても重要です。 しかし、保険料にのみ着目して保険に加入している経営者の方も多いのが現実です。 実は、生命保険はその活用法と目的を理解し上手に活用すれば、事業リスクの回避はもちろん、コスト削減や節税などを組み合わせて事業成長の一役を担うことになります。 当サイトの記事が、生命保険の正しい知識と上手な活用法の参考になれば幸いです。 今回の記事では、生命保険の活用法と3つの目的についてご説明します。
経営者がみるべき数字

【VOL111】経営者は会計の数字だけをみていれば良いのか?経営者がみるべき数字とは?

会計を毎月みている方ならご存知だと思いますが、損益計算書も貸借対照表も、そしてキャッシュフロー計算書もすべてが過去の数字を追いかけているだけです。 更には、増えたお客様の数や、事業を続けることで得た信頼など、客観的な数値化が難しいものは損益計算書にはもちろん、貸借対照表の資産にすら現れてきません。 こんな欠陥のある会計ですから、会計を経営に活かそうとも思うこともできず、税理士や経理任せにしている経営者の方が多いのではないでしょうか? しかし、会計はそれだけで経営全般に活かすのは難しくても、会社経営の客観的な結果の1つであり、他の数字と組み合わせることで、とても経営に役立つ数字となってきます。 今回は、会計がそれだけでは十分な力を発揮できない理由と経営へ十二分へ活かすために必要な方法について書いてみました。
計画

【VOL110】経営計画や事業計画は中小企業経営に必要なのか?

時代の流れがはやくなった昨今では、計画を立ててもムダという意見も多くなってきています。 時代の流れ云々とは別に、経営という観点に立てば、計画を立てるか立てないかは、経営がうまくいくかの大きな要素ではありません。 しかし、計画を立てたほうが良い理由が3つあります。 更には、経営を改善するために計画以上に必要なことが1つだけありますのでご紹介します。
金融機関

【VOL109】中小企業が金融機関と上手に付き合う為にお勧めの書籍5選

無借金経営の善し悪しはともかく、企業のほとんどが金融機関からの借入があります。 事業拡大のための借入、一時的な資金繰りのための借入、赤字補填のための借入などなど、目的は様々ですが、なんらかの形で金融機関との付き合いがある企業がほとんどです。 今回は金融機関と上手に付き合うためにお勧めの本をご紹介します。
道筋

【VOL108】経営は限界利益を基準に考えるべきたった1つの理由

会計には、原価という考え方と変動費という考え方があると前回の内容でお伝えしました。 売上から原価を引いたものが粗利益額(売上総利益)であり、売上から変動費を引いたものが限界利益でした。 この2つの違いは経費を原価と販売費及び一般管理費に分解するか、変動費と固定費に分解するかというアプローチの違いですが、中小企業はまず変動費と固定費に分解し限界利益で経営判断をしましょうと前回お伝えしました。 今回はその理由といくつかのパターンにおける判断基準についてご紹介します。