経営ナビ

中小企業の経営の羅針盤を目指すWEBメディア

「事業計画」の記事一覧

計画

【VOL110】経営計画や事業計画は中小企業経営に必要なのか?

時代の流れがはやくなった昨今では、計画を立ててもムダという意見も多くなってきています。 時代の流れ云々とは別に、経営という観点に立てば、計画を立てるか立てないかは、経営がうまくいくかの大きな要素ではありません。 しかし、計画を立てたほうが良い理由が3つあります。 更には、経営を改善するために計画以上に必要なことが1つだけありますのでご紹介します。
道筋

【VOL108】経営は限界利益を基準に考えるべきたった1つの理由

会計には、原価という考え方と変動費という考え方があると前回の内容でお伝えしました。 売上から原価を引いたものが粗利益額(売上総利益)であり、売上から変動費を引いたものが限界利益でした。 この2つの違いは経費を原価と販売費及び一般管理費に分解するか、変動費と固定費に分解するかというアプローチの違いですが、中小企業はまず変動費と固定費に分解し限界利益で経営判断をしましょうと前回お伝えしました。 今回はその理由といくつかのパターンにおける判断基準についてご紹介します。
経理の女性

【VOL105】将来への投資という名の浪費をしていませんか?

利益が出ていない会社ほど、今は将来の投資の時期だからという発言をすることがあります。 利益が出ている会社の経営者は、「投資というのは、利益を出しながらしなければいけない」ということをしっかりとわかっています。 赤字の会社の経営者となると、浪費を投資だと自分に無理矢理言い聞かせいることすらあります。 今回は投資して良い金額の目安を交えながら、投資と浪費の話を書いていきます。
閃き

【VOL104】売上高経常利益率は◯%が良いという考え方は間違っている!

会社の規模や業績をみるときに年商の規模や、売上の何%が利益なのかをみることがあります。 大雑把に規模や業績をみるときには、年商や売上高経常利益率をみることは正しいですが、自社が適正な経営をしているかの指標として使うことはできません。 自分の事業規模(=売上)に対して経常利益がいくら残っていれば適正な事業なのか胸を貼って答えることはできるでしょうか?

【VOL103】借入金の返済が経費にならない理由

会計を難しくしている理由の1つに、現金預金などのお金の入金支払と、会計上の収入経費の違いがあります。 お金は入金したのに収入にならないものとお金を支払ったのに経費にならないものを把握することが大切ですが、その代表的なものが減価償却費と借入金です。 今回は借入金について解説していきます。
ABC分析

【VOL102】パレートの法則とABC分析による売上の細分化

パレートの法則とABC分析という言葉は聞いたことはあるでしょうか? 8:2の法則とか、2:6:2の法則などともよばれ、上位20%の人に富の80%が集まるとか、働きアリや蜂のうち、2割はほとんど働いていないなどといわれている話も、このパレートの法則に当てはまる事例として紹介されています。 ABC分析は、パレートの法則と同義で使われることもありますが、ここではその偏りを上位からAランク、Bランク、Cランクとつけ管理する手法で、管理会計で使われるABC分析として説明させていただきます。
成長曲線

【VOL101】事業(企業)はなぜ成長し続けなければいけないのか?

「現状維持は衰退だ!」 こんな言葉を聞いたことはないでしょうか? また、事業や企業を評価する際に成長率という指標を使うことも多々あります。(金融機関の融資審査に使われる格付けでも、成長性に関する項目があります。) 今回はなぜ事業や企業が成長し続けていかなければいけないのか?についてまとめてみました。
手形

【VOL98】財務体質を強くしたければ支払手形をなくすことから始めましょう!

会社は借入金や負債がどんなに多くても潰れないが、支払手形によって潰れるという言葉を聞いたことはあるでしょうか? 近年に事業を開始した法人は当座預金を持っていることは少ないと思いますが、昔から事業をしている法人は金融機関に当座預金を開設させてもらって、慣習として支払手形で支払をしている企業もたくさんあると思います。 なんとなく今までの慣習で振り出してしまっている支払手形かもしれませんが、そこには会社が潰れる最大のリスクが詰まっています。 今回は、支払手形を発行していない企業には関係ありませんが、支払手形を発行していて、支払手形が危険という認識のない方にぜひ読んでもらいたいないようとなっています。
工場の土地建物

【VOL97】事業用資産、1億円の土地と1億円の建物。買うのが簡単なのはどっち?

今回もありえない事例ですが、わかりやすくするためですので、ご容赦ください。 土地と建物、同じ1億円だったら、どっちが買うのが簡単か?というお話です。 同じ金額なんだから一緒だろうと思った方、間違いですのでぜひ読み進めて見てください。
粗利益と限界利益の違いについて説明する

【VOL96】売上総利益(粗利益)と限界利益の違いと経営への活かし方!

売上総利益、粗利益、限界利益の違いについて前回ご説明させていただきました。 売上総利益=粗利益ですが、売上総利益(粗利益)と限界利益は厳密には意味が違います。 細かいことは覚える必要がありませんが、それぞれの利益の意味と経営への活かし方を今回の内容で参考にしていただけたらと思います。